公会計制度見直しの動向

<< May 2006 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

省庁別財務書類の作成基準の見直し

 5月11日付け日経金融新聞10面の「省庁別財務諸表、作成基準を見直し――財務省、自治体と統一も検討」によると、財務省は省庁別財務諸表の作成基準を抜本的に見直し、国際的な公会計基準との比較や、異なる基準で財務諸表を作成する地方との連携などを検討するという。財政制度等審議会財政制度分科会の公会計基本小委員会と公企業会計小委員会で合同小委員会を設置し、6月の中間とりまとめで方針を決めて、各小委員会などで詳細を詰めるという。背景としては、昨年末に閣議決定された行政改革の重要方針で、特別会計の開示情報などについて、企業会計の考え方を活用した見直しなどが盛り込まれたことを挙げている。国と地方公共団体の財務諸表の統一も検討課題だと。

 内容的には4月4日の法制・公会計部会 公会計基本小委員会及び公企業会計小委員会合同会議で示された「今後の検討について(案)」に沿ったもの。
comments (0) | trackback (0)
1/1