公会計制度見直しの動向

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新潟県が20年度決算財務諸表を公表

 毎日jp新潟ページは8月20日地方版として「県:08年度、純資産は1兆4434億円−−新会計制度 /新潟」〔小林多美子〕という記事を掲出している。記事は、泉田裕彦知事が19日、県の負債総額や資産価値などを明示した貸借対照表などで財政状況を透明化させる「新地方公会計制度」による20年度決算の財務諸表を発表し、それによると、県の資産は約4兆4692億円、負債は約3兆257億円。資産から負債をひいた純資産は約1兆4434億円となると報じている。そして解説として、地方自治体の公会計制度改革は全国的に行われており、県は23年度決算からの本格導入を予定しており、今後21、22の両年度決算も順次公表していくとしている。以下、記事で掲載されているのは次のとおり。

  • 貸借対照表によると、県の資産のうち、最も多いのが道路や橋などのインフラ資産で3兆4023億円。行政庁舎や学校など公有財産が3426億円、投資や基金・積立金などが6337億円

  • 負債は、1年以内に償還を予定している短期公債が2301億円、長期公債が2兆4802億円など



公式発表:新潟県の新地方公会計制度による財務諸表について(平成20年度決算ベース)
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