公会計制度見直しの動向

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浜松市が17年度財務諸表を公表

 9月30日付け日本経済新聞地方経済面6面の「浜松市、大幅見直し、市民向け財政資料――新財務諸表、全国初の導入」の記事は、静岡県浜松市が29日、市民向けに市の財政状況を公表している資料「浜松市の財政のすがた」を大幅に見直したと報じるもの。これまでは市債残高など数値の公表が中心だったが、さまざまな財政指標について他都市との比較や市としての自己評価などを加え、よりわかりやすい内容にし、また、総務省が示す新しいバランスシートなど財務諸表4種類を全国で初めて導入したという。同日に公表した17年度版では財政力指数、公債費比率などの指標について政令指定都市の平均値と比較し、他都市と比べて財政状況が良いのか悪いのかといった自己評価と改善方針について記しているとか。財務諸表についても総務省が示す方式に沿ってバランスシートの項目を改めたほか、市の資産の動きを示す純資産変動計算書などを新たに導入し、施設別の財務諸表も試験的に導入したらしい。
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