公会計制度見直しの動向

<< 佐賀県10市のうち3市が基準モデル | main | JICPA会長が国際公会計基準準拠を提言 >>

18年度の国の財務書類ができた

 日経サイトに8月22日に掲出された「国の債務超過277兆円 06年度貸借対照表 揺らぐ「小さな政府」」という記事によると、財務省は22日に、18年度の国の資産と負債の状況を示した貸借対照表を発表したという。一般会計と特別会計を合わせて計算した場合、負債が資産を277兆円上回る「債務超過」で、国債発行残高の増加などで資産と負債の差額は17年度と比べ3兆円悪化したというが、この括弧付き債務超過は、「国の財務書類」の貸借対照表上は「資産・負債差額」とされているもので、同表には「資産・負債差額は必ずしも将来の国民負担となる額を示すものではない」としている。実際、将来の国民負担は、普通国債残高でみた方が正確だ。

公表資料:平成18年度 国の財務書類の公表について
comments (0) | trackback (0)

Comments

Comment Form

Trackbacks